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アーカイブ: 2020/11
入会にあたって
日本健康相談活動学会入会案内
- 趣旨
- 日本健康相談活動学会は、健康相談活動・健康相談における養護教諭の実践や養成教育、現職教育に関する研究と研修を行い、その資質能力の向上並びに健康相談活動・健康相談の学術研究を深め、子どもたちの成長と発達に貢献するために設立された学会です。
また、養護教諭・養護教諭養成に携わる者・現職研修に携わる者の三者の相互交流の場でもあります。是非、会員になって共に学びあいましょう。 - 学会員になると
-
- 学会(学術集会)での一般口演や実践報告、研究発表
- 学会誌「日本健康相談活動学会誌」への投稿
- 学会誌の送付
- 各種研修(夏季セミナー・養護教諭のための実践研究セミナー等)への優先参加案内
- 学会認定資格「子ども健康相談士」の申請資格
- その他、学会として行う「健康相談活動・健康相談」の充実と発展のための活動、会員同士の意見や情報交流に参加できます。
- 入会するには
- 日本健康相談活動学会は、随時入会できます。
趣旨にご賛同くださる方の入会をお待ちしています。
なお、入会はホームページ内の「入会手続き」に沿ってお手続きをお願いします。 - 登録変更手続きについて
- 勤務先異動・自宅転居・関係書類送付先変更・退会希望等、登録内容を変更する際は、「登録変更手続き」に沿ってお手続きをお願いします。
第2回緊急アンケート
2020年11月2日
会員の皆様
「第2回 新型コロナウイルス感染症に伴う養護教諭の実践に関する緊急アンケート」の報告書がまとまりました。
概要は以下及びこちら→「第2回 新型コロナウイルス感染症に伴う養護教諭の実践に関する緊急アンケート」報告(概要)
■調査目的
学校保健の専門職としての養護教諭がとらえた学校の現状や実態、困っていることや実践の工夫を定期的に把握し、今後のよりよい手立てを検討することを目的とする。
■調査期間
2020年8月5日(水)〜8月25日(火)(学校再開後、1学期が終了した時点)
■調査対象
本学会員・本調査についてホームページ等で情報を得た非会員(現職養護教諭、学校保健に携わる行政担当者、学校医、スクールカウンセラー等)
■調査方法
Web調査(日本健康相談活動学会ホームページへの掲載及び会員向けメール送信)
■調査内容
属性(勤務学校種・職種・経験年数・勤務地)、新型コロナウイルス感染症の対応で困っていることの有無、困っていることの詳細(職務役割別の自由記述)、現在実施しているまたは検討している工夫や実践(自由記述)、感染症対策活動の実施状況、現状を踏まえた養護教諭に必要な資質能力(自由記述)、学会への要望(自由記述)等
■倫理的配慮
本調査の目的を明記するとともに、自由意思による回答とした。結果の表記には個人が特定されるような記載は行わないことを明記した。Web送信をもって調査の同意が得られたものとした。
■分析方法
単純集計及び自由記述回答は個人が特定できるような情報は削除し、文脈を損なわない程度に修正し文章を表記した。
■結果
①「感染対策・消毒作業」の負担が増大
学校は子供たちを感染から守るために、教職員が中心となって消毒作業に追われた現状が明らかとなった。
② 「健康診断に関する困難感」
学校が再開し授業が優先される中、子供たちは健康診断を行わずに学校生活を過ごしており、そのような状態で良いのか、どのように感染対策を行いながら健康診断を実施すれば良いのか、学校医等との日程調整や延期に伴う再調整、などに困っていた。
③「健康観察のマンネリ化」
学校再開後は、保護者との連携のもと、健康観察が日常化されてきた。検温をして登校することは「当たり前」になってきた一方で、「マンネリ化」や健康観察を行わない子供も少なからずおり、家庭で健康観察をせず登校する子供もいる現状がある。
④養護教諭の複数配置について
養護教諭の複数配置を強く求める声が多数上がった。複数配置の養護教諭は、健康診断や救急処置、消毒作業、健康観察、様々な判断において、複数配置が有効であったと回答した。
一方で単数配置の養護教諭は、一人で判断したり対応しなければならないため自信が持てなかったり、同職種にしかわからない悩みを共有できるなどがあげられた。
④その他
第1回調査に比べ、保健室経営についての困りごとが増えた。具体的には、「9月から定期健康診断を実施することになり、コロナ感染予防のためのゾーニングが難しくなる」「早退者が待機する場所の確保に困っている」などがあげられた。
また、「新型コロナウイルス感染症罹患者や濃厚接触者、PCR検査者等に関すること」についても4割の養護教諭が困りごとを抱えており、それらは、個人情報への配慮や人権への配慮が主な内容である。
「第2回 新型コロナウイルス感染症に伴う養護教諭の実践に関する緊急アンケート」報告書はこちら→「第2回 新型コロナウイルス感染症に伴う養護教諭の実践に関する緊急アンケート」
会員の皆様
「第2回 新型コロナウイルス感染症に伴う養護教諭の実践に関する緊急アンケート」の報告書がまとまりました。
概要は以下及びこちら→「第2回 新型コロナウイルス感染症に伴う養護教諭の実践に関する緊急アンケート」報告(概要)
■調査目的
学校保健の専門職としての養護教諭がとらえた学校の現状や実態、困っていることや実践の工夫を定期的に把握し、今後のよりよい手立てを検討することを目的とする。
■調査期間
2020年8月5日(水)〜8月25日(火)(学校再開後、1学期が終了した時点)
■調査対象
本学会員・本調査についてホームページ等で情報を得た非会員(現職養護教諭、学校保健に携わる行政担当者、学校医、スクールカウンセラー等)
■調査方法
Web調査(日本健康相談活動学会ホームページへの掲載及び会員向けメール送信)
■調査内容
属性(勤務学校種・職種・経験年数・勤務地)、新型コロナウイルス感染症の対応で困っていることの有無、困っていることの詳細(職務役割別の自由記述)、現在実施しているまたは検討している工夫や実践(自由記述)、感染症対策活動の実施状況、現状を踏まえた養護教諭に必要な資質能力(自由記述)、学会への要望(自由記述)等
■倫理的配慮
本調査の目的を明記するとともに、自由意思による回答とした。結果の表記には個人が特定されるような記載は行わないことを明記した。Web送信をもって調査の同意が得られたものとした。
■分析方法
単純集計及び自由記述回答は個人が特定できるような情報は削除し、文脈を損なわない程度に修正し文章を表記した。
■結果
①「感染対策・消毒作業」の負担が増大
学校は子供たちを感染から守るために、教職員が中心となって消毒作業に追われた現状が明らかとなった。
② 「健康診断に関する困難感」
学校が再開し授業が優先される中、子供たちは健康診断を行わずに学校生活を過ごしており、そのような状態で良いのか、どのように感染対策を行いながら健康診断を実施すれば良いのか、学校医等との日程調整や延期に伴う再調整、などに困っていた。
③「健康観察のマンネリ化」
学校再開後は、保護者との連携のもと、健康観察が日常化されてきた。検温をして登校することは「当たり前」になってきた一方で、「マンネリ化」や健康観察を行わない子供も少なからずおり、家庭で健康観察をせず登校する子供もいる現状がある。
④養護教諭の複数配置について
養護教諭の複数配置を強く求める声が多数上がった。複数配置の養護教諭は、健康診断や救急処置、消毒作業、健康観察、様々な判断において、複数配置が有効であったと回答した。
一方で単数配置の養護教諭は、一人で判断したり対応しなければならないため自信が持てなかったり、同職種にしかわからない悩みを共有できるなどがあげられた。
④その他
第1回調査に比べ、保健室経営についての困りごとが増えた。具体的には、「9月から定期健康診断を実施することになり、コロナ感染予防のためのゾーニングが難しくなる」「早退者が待機する場所の確保に困っている」などがあげられた。
また、「新型コロナウイルス感染症罹患者や濃厚接触者、PCR検査者等に関すること」についても4割の養護教諭が困りごとを抱えており、それらは、個人情報への配慮や人権への配慮が主な内容である。
「第2回 新型コロナウイルス感染症に伴う養護教諭の実践に関する緊急アンケート」報告書はこちら→「第2回 新型コロナウイルス感染症に伴う養護教諭の実践に関する緊急アンケート」
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